« 2017年4月 | トップページ

2017年5月

2017年5月 5日 (金)

晴海の魅力を考えるワークショップの成果がまとまりました

Img_0366

晴海トリトンスクエアのマネジメントを担っている晴海コーポレーションの方々から声をかけていただき、昨年から晴海地区のまちづくりを手伝っています。渦中の築地と豊洲に挟まれていて、オリンピックの選手村が建設されつつあるところです。

大きな依頼は、選手村の跡地活用も含め、晴海地区全体で2万人がこれから増える予定で、そこのコミュニティをしっかりつくっていくような、地区全体のエリアマネジメントの仕組みを構築したい、ということ。

再開発業界の方や、エリマネ業界の方はよくご存知のとおり、晴海トリトンスクエアは2000年代初頭に完成した巨大な再開発プロジェクトで、そこには完成後の街をマネジメントしていこう、と先駆的にエリアマネジメントの仕組みが立ち上がっています。大丸有ほどではないのですが、のちに続いたあちこちのエリアマネジメントのお手本の一つにもなっているところです。

その経験を生かしつつ、これから建て込んでくる超高層開発の新しい住民を巻き込みながら、何ができるだろうか?ということがこのプロジェクトのお題です。

Dsc_1138
トリトンスクエアの最上階から選手村の予定地を見たところ。これだけの土地に超高層開発が建ち並んでいきます。
--
 日本国内では珍しく人口が大量に流入するエリアのまちづくりで、普段は人口定常ー人口減少地域のまちづくりばかりやっているので、その落差を噛み締めながらプロジェクトを進めています。とはいえ、エリアマネジメントはつまるところ、新しい人間の関係をどう作っていくか、ということに限るので、昨年度は市民、学生、プロが参加する3つのタイプの異なるワークショップを開催して、どういう人たちが、どういうモチベーションでこの町に関わろうとしているか、ということをまずは掘り起こすことをしていました。
饗庭の研究室だけでは手に負えないし、一つの大学で抱え込むつもりもなかったので、ワークショップには芝浦工大の佐藤宏亮さんと、明治大(当時)の泉山塁威さんにも入っていただきました。

Dsc_2719
ワークショップはこんな感じで開催

半年弱の期間で8回のワークショップはなかなかハードでしたが、はっきりとわかったことは、国内の他の場所のどこよりも、若い世代が多い、ということでした。市民向けのワークショップはトリトンスクエアの公開空地で開催したのですが、通りすがりの子連れの若いお父さんやお母さんが興味深そうに話しかけてきたり、ワークショップの参加者に「昨年に引っ越してきました!」という方が多かったりで、個人的にはとても新鮮な経験でした。

1年目の成果は、ワークショップで得られたアイデアをまとめたタブロイド新聞のようなものを発行することにしました。レイアウトデザインはcotonaの片岡照博さん。個人的にはこの見開きのページが気に入っています。

Hrm

今年度はこれまで地区で活動を続けてきた「晴海地区ビジョン推進会議」という会議体と一緒になって、いくつかの具体的なことに取り組んで行こうと考えているところです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年4月 | トップページ